ベストアンサー外部不経済のポイントは「社会的コストが私的コストより大きい」ことです。
例えば工場の排煙を考えます。工場は自分の生産コスト(私的限界費用)だけを考えて生産量を決めますが、周辺住民への健康被害(外部コスト)は考慮していません。
そのため、社会全体にとって最適な量より「作りすぎ」の状態になります。グラフでいえば、私的限界費用曲線(PMC)より社会的限界費用曲線(SMC)が上にあり、市場均衡点は社会的最適点より右(=過大生産)になります。
ピグー税は外部コスト分だけ課税することで、私的限界費用を社会的限界費用に一致させる仕組みです。税金の分だけ供給曲線が上にシフトし、均衡点が社会的最適点に移動します。
つまり「見えないコストを税金で見える化する」のがピグー税の本質です。逆に外部経済の場合はピグー補助金(補助金で私的便益を社会的便益に近づける)となります。