ベストアンサーNPVとIRRの判断が逆転するのは、主に「投資規模が異なるプロジェクト同士の比較」や「キャッシュフローのタイミングが大きく異なる場合」です。
たとえば、投資額が1,000万円の案件Aと5,000万円の案件Bがあるとき、IRRはAのほうが高くても、NPVの絶対額はBのほうが大きいということが起こり得ます。
結論としては、NPV法を優先すべきです。理由は、NPVは「株主価値の増加額」を直接示す指標であり、企業価値最大化の観点から最も合理的だからです。IRRは再投資利回りの前提(IRR自体で再投資できるという暗黙の仮定)に問題があるとされています。
また、IRRはキャッシュフローの符号が複数回変わるプロジェクトでは、解が複数存在したり存在しなかったりする点にも注意が必要です。